対話力を身につけるコツ

仕事はできても対話が出来ない人が、近年増えているようです。確かに上司や先輩に報告するとき、雑談でさえも緊張して何を言えばいいのか分からず言葉が頭の中をグルグル回ることはありますよね。それは伝え方を知らないだけなのです。言葉選びを間違えると意図が伝わらず余計な仕事を増やすことにも繋がります。

コミュニケーションを円滑に行えば、それだけで仕事が効率的に回るようになります。人間力を鍛える一環として対話力を取り入れてみましょう。まずは「何を」伝えるのか、具体的に想像してみます。次に、文字にして書いてみます。または絵や図でも可能です。最後にぶつぶつ声に出してみます。そうすると伝えたい事を客観的に見ることができるので、どう伝えると伝わりやすいのか確認することが出来ます。

習慣にするためのいい方法に日記があります。一日の最後に10分~15分ほど時間を作り、日記を書いてみましょう。日記は自分の思考をまとめやすくする効果や、ストレス解消にも繋がり、社会人に必要な文章力も養うことが出来ます。最初から長く書こうとは思わず、一行または一言から始まれば苦になりません。日記が書けない場合は一日の中で一つ出来たことを書いてみましょう。どんなに小さな事でもかまいません。例えば、朝ごはんを食べることができた。忘れ物をしなかった。などの小さな出来事の積み重ねを書くことで自信に繋がり人との対話の苦手意識も払拭され楽しい時間を過ごせます。自分の意志を言葉や文章にする事で内面を磨く事ができます。